ピロキ vs 長良川トラウト

手作りルアーなどで釣り歩くオジサマ奮闘記

夏渓流釣れない原因を探る

本日(8/25)郡上吉田川にピロキスマート(テイル重量アップ版)のテスト等を兼ねて釣行ましたが散々たる結果でしたので、釣れない原因を考えてみました

1  出発

 昨夜ゲリラ豪雨のような土砂降りでしたので

    吉田川は増水してるはず

    アマゴの活性も上がってるか

 等と期待して出発しました

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2  堰堤

 吉田川上流に直行予定でしたが

 堰堤にふと立ち寄ると

         渇水のまま・・

 それほど雨は降らなかったようです ガクッ

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  早速ピロキスマートをセットして

 釣れないであろう

     サツキマス &  大イワナ

 を狙いつつキャストしますと

   うむっ?

     何かキャストのバランスが悪い

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 ルアー重量5.7gを、今使ってるロッドで

 キャストするにはやや重くバランス悪い感じ

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 ↓ 重量アップにつきキャスト精度も今ひとつでしたが・・

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   ↓ 垂らしを短くし精度は修正出来ました

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  ↓ ピロキスマート(テイル重量アップ版)の作成ブログ

piroki-l.com

3  吉田川上流

 吉田川上流には午前6時前に到着して

 キャストを繰り返しますが無反応

 (チェイスも無し)

 

 エリアを変えて攻めますが、リトルアマゴが

 釣れたのみ

 (レギュラーサイズのバラシ1)

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 日中やや涼しめだったので

   AM5:30〜PM2:30まで

     勤務時間より長い

         熱闘フィッシング

 を繰り広げるも無惨な結末でした ぴえん😭

 

4  反省検討

 これ程まで釣れないとは・・

               何がダメなのか

      誰か教えて 教えて〜

 駄々をこねつつ『 一人反省検討会』開始!

 

 思い付いた原因を列挙しますと

  ❶ 渇水・高温が続きアマゴ活性低い

  ❷ 台風10号が近付いてる気圧の影響?

  ❸ 若干気温が下がったことが逆にダメ?

  ❹ 鮎の影響か

等が浮かびました

 

5  アマゴ活性低い理由

 ❶についてネット情報等を頼りに理由を

 考えますと

 

  ・空気は、圧力・気温・攪拌で水に溶込む

      圧力・・高気圧程溶込む

      気温・・低い程溶込む

      攪拌・・流れ込み(白泡)、雨等

  ・温度が高いと溶存酸素量が減る

   (水中の空気が減る)

  ・渇水では流水減るため(攪拌減る)

   溶存酸素量が減る

  ・暑いと魚は体を安定させるために代謝が

   高まり、より多くの酸素を必要とする

        ↓

     酸素少ないので魚活性下がる

  

 といった仕組みと理解しました

 

6  鮎の影響について

 次に❹について、昔ブックオフで購入した 

   『渓流シーズン97』

 から御知恵を拝借します

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 夏入門コーナーを読みますと

   ・ 夏は鮎が大きくなり、同サイズの

    アマゴは太刀打ち出来ず追い払われる

   ・本流は鮎が動く前のマズメ時が

    チャンスである

   ・ 鮎が放流されてない源流・谷川が良い

 等と書かれています

    (谷川? 郡上はどこだべ?)

 

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 鮎に追い払われる事は分かりましたが、

 何処を縄張りにしてるんじゃろう?

 

   そこで『アユイング入門』を読むと

   ・鮎は良質なコケを食べます

   ・流れがあたる石に良質なコケが付く

   ・水通しの良い川筋の延長線上にある

    色が違う石は縄張り鮎が陣取ってる

 

 なに なに? これって

 アマゴポイントと重なりますよね💦

 

 確かに前々回の釣行で、流れ込みの中から

 良型鮎が掛かりましたしポイントを見極めて

 釣り分けるのは無理のようです😅

 

(疑問❷❸は特に釣れない原因に繋がる記事は

 ありませんでした)

 

7  伏流水

 色々調べる中で、夏ポイントとして

        ・渇水で日が高くなり水温上がると

   いよいよ釣りにくくなるので

   水深のある緩流帯を狙う

  ・深みは落ち込みの下に形成されるから

   圧力差で川底から伏流水が湧出やすい

  ・伏流水は安定した水質・水温なので

   魚が避難している

      ・流れ込みのように、食のために居る

   ポイントではないので釣る工夫必要

 といった記載がありました

        (川の天然クーラーみたい)

 

  ここの魚は食性が低いので 攻めるとなると

 トゥィッチング等アピール系ではなく

 地味なアクションのルアーが必要な感じ

 (管釣の『Xスティック』のような)

 

 作戦は新たに考える事とし

    淵等の深みのある川底には

    『伏流水』が流れている箇所もある

 と勉強になりました

 

 伏流水の見分けは難しそうですが、文脈から

   落ち込みの落差が大きい箇所程

   伏流水が湧き出る確率が高い

 と自己解釈し、伏流水の有無を推測して

 みようと思います

  ↓ こんな感じかなあと自己見解ですが違うような気もします

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8  夏渓流の対策

 以上の考察から

   ● マズメ時を狙う

   ● 日陰も意識

   ● 溶存酸素量が多い流れのあるポイントを

   メインで攻める

   (少しでも流れがあれば打ち込んでみる)

  ● 日が高くなったら深みのある緩流帯

   (伏流水)を意識して攻めてみる 

  ● 鮎に散らされているので

     『ここで釣れないのか!』

          と嘆くのは止める

 という結果となりました

 

 マズメ時とか流れを釣るは既にしている事

 ですが

    夏攻略理論

 が固まってきたので実践にて体現してみたい

 と思います

 (もうすぐ秋だけど間に合いますかね)

 

9 山ビルに初めて噛まれる

 帰宅後、子供の送迎に行きますと

 なんか足が痒いような痛いような感覚がして

 靴を脱いでみますと・・

  ぎゃーっ

     山ビルが張りついとる

         しかも2匹〜!

           出血ダラダラ🩸

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 何も準備してないならば慌てふためくところ

 ですが  にわか知識発動

 

 釣りボックスから自家製スプレーを取り出し

    エタノール光線 噴射!

      シュッ シュッ シューッ

 恐怖からかけまくりますと、相手は見事に

 苦しみ出して地面に転がり落ちました

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  ↓ 山ビル対策ブログ

piroki-l.com

 『おぉ エタノール効いたなあ』と感心する

  筆者でした

 

             ・・・終わり