前回厳しい釣行の反省から、真夏対策として水深のある緩流帯の底を狙うミノーを考えてみます(もう秋だけど)
1 伏流水について
夏釣り対策をあれこれ調べたところ
⚫︎ 夏は日が高くなると釣りにくくなる
⚫︎ そうなると深みのある緩流帯の底に
流れる伏流水に避難する魚が居る
(地下水なので安定した水質・水温)
⚫︎ ここの魚は食性で居座ってないため
釣るには工夫がいる
といった記事を発見しました
そこで伏流水のトラウトを狙うルアーを
考えてみる事にしました
↓ 前回のブログ
2 伏流水=大物ポイント
伏流水は深い緩流帯の底に流れているとあり
大物ポイントと重なります
釣り雑誌を読んだり釣人らの話等から
『大物は底にいる』
と聞きますが、何故か考えると
⚫︎大きい魚体で水面に浮いてたら
川鵜等に襲われる
⚫︎深いほど逃げる間が取れる
⚫︎魚体を隠せる底岩・大石・エゴがある
⚫︎表層と違い底の流速はゆったりし
エネルギーロスが少ない
⚫︎水温が安定
等でしょうか
この条件にプラスして
⚫︎喰波(女波)が流れ込んでれば
動かずして捕食出来き快適
⚫︎伏流水が流れておれば水温・水質 も
より安定して最高😆
では手取早くルアーを底に沈めて
トゥィッチで誘って釣れば良いじやん
と思うところですが、 相手は
⚫︎ 2〜3年も、様々な外敵や、餌・フライ・
ルアーから逃れてきた猛者達
⚫︎ 平水・渇水時の中、トゥィッチなんぞ
すぐに見切られる
ので勝負になりません
バス釣りの知り合いと釣談する中で
⚫︎大物はアクションをチョンと加えるだけ
で警戒してしまう
⚫︎ワームみたいなのを着水後、水流で
ヒラヒラさせておくと、勝手に喰う
と聞きました
自然に動くのが大事!
なるほどです
3 水平フォールミノーを考える
という訳で、なるべくアクションせずに
自然に流れるミノーが必要となりますが
『水平姿勢がスレた大物に有効』
といった記事には
⚫︎大物は警戒心が高いので
ナチュラルドリフトさせる
⚫︎漂わしてるだけでも水流でアクション
しているので底に引っかからないよう
時折ロッドを煽る
⚫︎ 自然界には、尻下がりの動きをする
生物は居ないのでルアー姿勢は水平
等とあり、ワームのヒラヒラと同じ理屈です
4 水平フォールミノーは何故良いか
水平姿勢が何故良いのか考えますと
小魚の動きは
⚫︎ 頭を下げて底の餌を啄む
⚫︎ 頭を上げて水面の餌を啄む
⚫︎弱ってるとき、腹をひっくり返して
浮いたり潜ろうと必死になる
といった場面が思い起こされますが
『突然尻から落ちる小魚』
は思い当たりません
↓ 図にするとこんな感じ
スピナーもリーリングを止めると見切られる
のは、
止めると無機質に直下へ沈む
(ありえない動き)
という理屈からでしょう
後方重心ミノーは、連続トゥィッチであれば
自然な動きを維持できるけど
動かさないと
⚫︎尻下がりで直立して流れていく
⚫︎何もしないと底岩に挟まるので
時折しゃくるが、尻からフォールする
ので警戒される
こと等から、しゃくっても不自然さが少ない
水平姿勢ミノーの作成を進めてみます
5 今週の釣果
台風のためルアー制作で籠る予定でしたが
天候回復したので
近場の長良川支流へ行きますと
笹濁りの増水 グッドコンディション♪
こんな時こそ、
ピロキミノースマート(後方重心版)
の出番
流れに負けず水面下を泳ぎ
虹鱒 28cm
虹鱒25cm 計2匹
(1バラシ)
の釣果となりました
釣時間 AM10〜12時
高活性でした🎵
渓流針(細軸)のスイミングフックも
掛かり良い結果に!!
↓ ピロキスマート(後方重心版)の作成ブログ
⭐️⭐️オマケコーナー⭐️⭐️
日本カモシカとの遭遇
何か良い事ありそう(ジャンボ宝くじ当たるかもですW)
・・・終わり