渓流シーズンを終えてから徐々に活力が湧いてきましたのでミノー作りを再開します
1 ピロキミノーの問題点
シーズン中は
釣行 → ルアーロスト → 制作 → 釣行
と慌しい行程を反復する中
ミノーの細かな不具合は修正しますが
大きな問題
は原因が分からず後回しにしていました
その問題の一つは
突然『重心移動システム』が
動かなくなること
思いつく限り手直しをしましたが
何故か動かない個体が出てくる
という訳でオフシーズン中に究明してみます
2 過去の対策
ある釣行中のこと

どうもオモリが引っ掛かり重心移動しない
(ううぅ・・・・原因不明)
重心移動にて遠方ポイントを攻めますが
飛距離が低下してリズムが悪くなります

原因として
❶ 筐体の壁が薄いためディッピングで
空間が圧縮される
❷ 岩石にぶつかる衝撃で筐体が凹む
等と考えて
厚みある筐体を使用
してみました
↓ 改善を試みるブログ
それでも動かない個体が出て来ます
むむむむむ⁈
原因が分からないのはモヤモヤしますが
スムーズにオモリが移動するよう
筐体内に潤滑油を注入
してみました

3 原因の判明
ミノーを削り出してから重心移動システム
を嵌め込むと・・
あら? この段階で重心移動しません

そんなバナナ🍌
筐体の蓋(マグネット側)を剥がしてみると
接着剤のハミ出しが
皿ネジ頭に引っかかっていた

スムーズに動くこともあれば接着剤に
引っかかり動かなくなったりもする
そーいう事だったのね❤️

4 改善
蓋の固定に使用していた接着剤は
ゼリー状瞬間接着剤
壁が薄いため接着面にのりやすい
ゼリーを使ってたのが裏目でした
ならば接着剤を使わずに
マグネットを固定できないか?
セロハンテープより薄いテープ(伸縮性)を
検討しましたが良さげな物がない
取り敢えずマスキングテープで仮止めして
固定してみる
防水と強化を兼ねて
マスキングテープの上から接着剤をドブ塗り
します

これにオモリを入れると
カチンッ カチンッ
おお 滑らか〜♪
ついでに『飛距離アップ』を目論み
筐体の全長 28mm → 30㎜
筐体底面のゴム厚 2㎜ → 1mm
と変更して
オモリ移動空間
26㎜→29㎜(3㎜増)
にしてみました
これにより飛距離アップするはず ⁇

ピロキミノーは改善するのでしょうか
・・・続く