真夏対策として深い緩流帯に潜む大物を
狙うべく、水平重心ミノーの制作開始です!
↓ 今回のミノーを作る経緯ブログ
1 バランス検討
今まで
幅7ミリのミノー
を作ってましたが、最近はキヤスタビリティ
が良い
幅5mmのミノー(ピロキスマート)
を作っており、スマートをベースとして
水平重心ミノーを作ってみます
スマートは水抵抗を避けやすいのですが
抵抗を避けるべくティルを細くした為
ティル側の浮力が減り、後方重心に
なっています
↓ ピロキスマート制作ブログ
そこで
⚫︎ティルの厚みは削らず残す
⚫︎背中の頂点を後ろにずらす
(Dコン風)
⚫︎オモリ配分を前方比重にする
等して、後方の浮力を高め、水平重心にしてみます
2 仮ボディ完成
型紙を作成し
フロント 1cm 1.5g(直径4㎜)のオモリ
リア 0.9cm 1.33g(直径4㎜)のオモリ
を配置
↓ 個体差あるけど大体3.3〜3.4g
容器に水を張り、フォールテストしますと
頭からスッとフォールし
取り敢えず合格です(第一関門突発!)
3 リップ付けてバランス崩れる
次にリップを仮止めしてテストすると
何度試してもティルから沈みます🤨
リップに水圧が強くかかるためバランスが
崩れるようです
水圧を避けようと小さめのリップを取付け
ますが、それでもティルから沈みます
しかも水噛みが悪く
潜らない
泳がない
ので、小さめのリップはボツ
4 この形で一応作ってみる
リップを取り付けだけで、前後バランスが
かなり崩れましたが、この後
⚫︎ ディッピング作業
⚫︎ スイミングフック取り付け
等により重心変化しますので取り敢えず
このまま作業を進めて完成してからバランス
修正してみます
セルロースにディッピング
セルロース1/2に
2セット(前後1セット)
セルロースに
1セット
ディッピングを実施
アルミ貼り
続けてアルミ貼りをします
段差無くすディッピング
アルミと木目の段差を無くすため
セルロースに 1セット
ディッピングします
スイムテスト
リップ・フックを取り付けて
完成に近づけた状態でスイムテストすると
しっかり泳ぎます
何より以外なのは
フォール姿勢が水平に近づいたこと
何故でしょう?
セルロースを重ねることで、全体的に重く
なり、浮力の偏りが減った感じです
(ディッピング1セットで約0.2g増えるので
この時点で、約0.8gの増加)
ここで息抜き ♪(´ε` )
愛犬に帽子を試着
塗装
塗装はアマゴカラーにします
今回、顔のラインを強調してみたいので
失敗ミノーで試しますと・・
おぉー リアリティが出そうです🤩
それでは本番!
これにラインを入れてみると・・
おぉー なんかリアルになって来ました♪
仕上げ
最後の仕上げでセルロースに
1セット➕
頭から2回ディッピング
してみます
ややティル比重なので、前方を重くする為
頭ディッピング2回を試してみました
5 完成
乾燥させて完成です
スイミングフックを付けると
重量4.74〜4.76g
スイムテストしますと、やや後方重心ですが
水平姿勢に近くフォールしました
リップに板オモリ0.11gを取り付けてみると
しっかり水平姿勢でフォールしました
次回は、比重をもう少し調整して再作成してみます
週末に使ってみますが、長良川は増水しているので、出来れば渇水でテストしてみたかった😢
・・・終わり