本年の渓流釣りでキャスト精度の良し悪しが釣果に結びつく事が多々有りましたので苦手なバックハンドキャストの精度UPを進めます
1 キャスト精度上げたい
本年の渓流釣りで感じたのは
渓魚のヒット率

特に
⚫︎かなり攻められた渓流
⚫︎真夏日続く悪環境の渓流
といった悪環境時にヒット率を稼げました
オーバーハング奥にスパッとキャストして
そこに渓魚が居れば一発で喰ってきます

オーバーハングは
❶ 水面との隙間が狭いほど
❷ 樹木間の隙間が僅かで
ルアーを投げ込む隙間が狭いほど
キャスト難度は高いため竿抜けとなっており
腕の見せどころ(一度で決めたい)

2 多用するキャスト
筆者のフォアードキャストは
⚫︎下から上へのキャスト(ソフトボール)
なので低弾道かつ放物線を描く
(フワリと着水し警戒心を与えにくい)
⚫︎キャストが体に染み込んでおり
脳エネルギーを他に集中出来る
(タスク簡素化)
といった感じで多用します
それに比べてバックハンドキャストは
どうも精度が今ひとつ
昨年本流等の大型河川にて飛距離を出す目的
から
手の平を目標に向けるキャスト
(従前は手の甲を向けていた)
に改良し飛距離は出るようになりましたが
精度はフォアードに劣ります
↓ バックハンドキャスト改良のブログ
3 各キャストの関節可動域
フォアードキャストとバックキャストの
何が違うかというと『関節可動域』
ざっくりですが
フォアードキャストは
手首(返し)
肘(返しの補助) 計 2点
バックキャストは
手首(返し)(捻り)
肘(手首を捻る・返しの補助)
肩(肘を上げるための可動) 計 4点
と可動関節が増えるため
バックキャストは複雑精密となり
単純に失投率が高まる
と考えます

これは練習して自然に投げれるよう
克服するしかない
続いて低弾道は
ルアーの発射点が高いと
斜め下に向かい飛び(高所→低所)
放物線を描きにくい
ので低地点から発射して
水面と平行に飛ばして(低→低)
放物線で落下する
ことを心がけます

4 ハエ叩きで練習
そこで日常の手軽な練習方法として
筆者が考案したのが
『キャスティング練習マシン』
なっ なんだこれは⁉️

見ての通り100均のハエ叩きです
(先端に凧糸を結ぶ)
キャスティングは
バックスイングで蓄えたパワー
を放出することで飛距離が生まれます
遠投を意識する余りキャスト時(リリース)に
上腕を前に押出す(振りすぎる)動作を
しがちですが
●しなりが逃げてパワーロス
●ルアー進行方向がズレる
といったミスキャストに繋がります
そこでハエ叩きをロッドに見立て
フリフリしますと
❶ テイクバックでしなりを溜める
❷ キャストでしなりを生かす
❸ ハエ叩面はキャスト方向を意識
等の感覚を養えます
オフィスの休憩等手軽に練習でき中々好評です
(貴方だけでしょ)
↓ 正面からテイクバック

↓ キャスト

↓ 側面から(テイクバック)

↓ キャスト(上腕動かずしなりが生かされてる)
意識しなくても精度高いバックキャストが
繰り出せるよう
練習して
練習して
練習してまいります
(何処かで聞いたな)
・・:終わり