ピロキ vs 長良川トラウト

手作りルアーなどで釣り歩くオジサマ奮闘記

激流に逆らいハンドメイドミノー泳がす

 2月23日釣りに行った際、私が作成した

   ピロキミノー

 を激流に逆らって泳がせると

   〇 水流に負けず泳ぐか?

   〇 他のルアーはどうなのか?

 試した内容を書きます

 

1 ピロキミノーを泳がせた結果

 ↑ この淵をダウンからリトリーブして試験

  

 着水後 すぐにリトリーブを開始

     ハンドル1回転 1秒 

 で泳がせたところ

     水面から何度も浮き出て

 きました

  

 水面の一枚下を泳ぐイメージで作りましたが

 失敗です

↑ 左からDコン、DUO、アレキサンドラ、もののふ、

  ピロキミノー  

 

 ピロキミノーはオモリを装着した時、

       やや前傾姿勢

 だったので、

       30度でリップをつけ

       ミノーの傾きを足し

       水面に対し 

       45度になる

 計算でしたが

       デッピングを繰り返し

       フツク等を装備

 したところ、完全な水平姿勢になったため

       水面に対し 30度

 になり、

       水かみが弱くなった

 ことが敗因だったか?

 

2 他のミノーを泳がせてみる

 他のルアーはどう泳ぐのか興味を持ち試すこ

 とに

 

 【エントリールアー】

  ① スミス Dコンタクト 

         5cm 4.5g

  ② パームス アレキサンドラ

         AX-50HW 5cm  4.5g

  ③ DUO スペアヘッドリュウキ50S 

         5cm 4.5g

  ④ バスディ もののふ  

         5cm 4.6g 

  です。

  

  泳がす条件は

    ・着水後 リトリーブ開始

    ・ハンドル一秒一回転

  と統一しました

 

3  結果

  結果は次の通りです(個人の所感です)

   一番浮き上がる  → ① Dコン

   一枚下の層を泳ぐ → ② アレキ

              ③ リュウキ

   更に下層を泳ぐ  → ④ もののふ

 

  でした。

 

  Dコンタクトは、テール重が影響してのこ

  とと思うのですが、

  他の3種類は、いずれも

     水平重心

  であるのに、

     もののふは、

     なぜ他のルアーより

     一段深いところを泳げるのか

  と疑問でした

 

4  泳ぐ層の違いを考察  

 もののふが他より深く泳ぐ違いを

 アレキサンドラと比較し考察します

  

 まず重量は、カタログ数値的には

        0.1g重い 

 のみで、さほど変わらぬ気がしますと

 手に持つと、重みの違いを感じます

 (もののふが凄く重い気がする)

 

 次に正面から見たらヘッドは、どちらも

  縦×横 4ミリ×4ミリ

 の三角形状である

  

 ミノー幅は、

  アレキサンドラ 6ミリ

  もののふ    7・4ミリ

 

 次にリップサイズは

  アレキサンドラより一回り大きい

 

 リップ角度は

  アレキサンドラ30度

  もののふ40度

 と水かみしやすくなってる

 

 ここで疑問?》

 

 渓流ミノーは、水抵抗減らすため

    極力リップサイズは

    小さい方が良い

 と聞知しており、

    リップ角度も立てすぎない

    方が良いか

 と勝手に思っていたけども、一概にそうでも

 ないと考えを改めました

 

 またもののふは、早く引くと、

    ブレーキがかかる感じで

    ウォブリングし 

 し、かといって水圧に負けて浮き上がる訳で

 もなく、本当に凄いルアーだと感服しました

 

 余談ですが、浴槽でスイムテストをすると

    アレキサンドラの方が

    沈みながら進むのが早い

 もので、ちょっと自分でも何処をどう整理し

 ようかと思案中です

 

 ピロキが目指すミノーは

  ・深い棚を水平姿勢で攻める 

 ですので、更に改修を重ねていきます

 

 現在作成中の

   ピロキミノーF

  に平行して作成していきます

 

 最後までお読み頂き有難うございました

 

 

 

 

        リップが大きい

        リップ角度が大きい

        ヘッド面積が小さい

  といったところでしょうか

  

  逆流で、ここまで深く泳げるので、底にいる大物へ、

      水平姿勢で、

      より近づくことができる

  ので、淵などで使ってみるのは面白そうです

  今後使ってみたいと思います。