シンキングミノーの木型ができたので
希釈したセルロースにディッピングして
スイムテストの準備を進めます
1 希釈したセルロースに漬ける
希釈したセルロースに2回ディッピングして
スイムテストできるよう防水コーティング
2 沈下角度の確認
水を張った容器の水面に、ミノーを水平に
置き、手を離し沈下する様子を動画で撮影し
静止画像で角度を割り出します
頭から沈んでいき
角度30°
でした
水平フォールにしたいので
またバランスは考えよう
3 リップの位置決め
ヘッドアイの中心から
3㎜下
4㎜下
の2パターンを試しました
↑ 写真は25° アイから下へ4ミリにて取り付け
3㎜下はウォブリング強く
4㎜下はロールアクション強く
なると思い、浮き上がり具合に合わせて
調整しました
リップ角度は 25° 30° 40°を試してみると
前傾姿勢30°+
リップ角度25°
= 55°
で、リップ角度25°が一番水面下をしっかり
泳いでくれる感じ
リップを30°〜40°と立てる程
ウォブリングが 強くなり
浮上してくる
感じです
スイミングテストは、割り箸にラインつけて
手で引くだけです
今後は現地テストも行います
ちなみに、リップレスで試すと表層を漂う感
じなので
リップは必要
と分かりました
4 他のルアーのバランスは?
もののふはリップ角度40°
完全な水平フォール
アレキサンドラはリップ角度30°
完全な水平フォール
どちらも水平フォールで、
リップ角度10°の違い
ですが、この差がメチャクチャ大きい
もののふは、早く引くと
ウォブリングが激しく
かつ水面を割らない
アレキサンドラは、早く引くと
もののふ程、ウォブリングはせず
かつ水面を割らない
(むしろ潜水していく感じ)
という結果で
もののふは
リップ抵抗強く
ウォブリング強い
アレキサンドラは
リップ抵抗弱く
ローリング系?
(水圧逃れ潜る)
印象でした
ただ、リップはどちらもボディ幅に対して
幅広く作られており
リトリーブ時は、
水面から浮かないよう
ササーッと移動
ポイントでトゥィッチ時に
水噛み良くし
トゥィッチによる
スライド変化を大きくする
目的なのかなあ・・
(まだまだ勉強中で、自己所感ですので新たな
発見あればブログに書きます)
しかし浴槽テストでは
アレキサンドラの方が潜水する印象
なんですけど、渓流で試すと
もののふの方が一枚深く狙える印象
があり、この差は何なの?
ルアー重量表示は
アレキサンドラ 4.5g
もののふ 4.6g
リップは
もののふが一回り大きい
といったところですが、また考えます
続く・・・