ピロキ vs 長良川トラウト

手作りルアーなどで釣り歩くオジサマ奮闘記

シンキングミノー作り④(バランス難しい)

 前回郡上の長良川支流へ初釣行し、制作中の

 シンキングピロキミノーを試したところ

 まずまずの泳ぎでしたが、課題も見つかりま

 したので試行作業を続けます

 

piroki-l.com

 

1 試作ミノーを作る

 スイムテストで激流の中、水面を割らず

 まずまずの泳ぎでしたので、この形状のまま

      リップ角度

      オモリの配置

 等を調整してみます

 ↓ テスト用ミノーを4個作る

 テスト用ミノー4個を、すべて同じ形状

(4Bオモリ2個/ほぼ水平フォール)で

 作成し

      リップ角度

      リップ取付け位置

 を変えてみることで、アクションの違いを

 試し、納得ポイントを探しました。  

      

           

  

 4個の試作ミノーは次のとおりです。

 

   ① リップ取付位置 

        鼻先から下へ7ミリ

     リップ角度 30°

 

    ② リップ取付位置 

        鼻先から下へ7ミリ

      リップ角度 35°

 

    ③ リップ取付位置 

        鼻先から下へ7ミリ

      リップ角度 20°

 

    ④ 予備

      ①~③のテスト結果により

      新たな実験用でストック  

 

  ↓ テスト結果をメモ        

 

2 試作ミノーテスト結果

  各ミノーを浴槽でスイムテストした結果は

 

   ① 早く引いても、水面下をキープ

     普通のウォブリング

 

   ② 早く引いても、水面下をキープ

     ①よりウォブリングやや強く感じる

   

   ③ 早く引くと水面を飛び出す

 

  という結果でした。

 

  ある程度リップ角度がないと水を掴めない

  ことが分かり、③リップ角度20°は

  没です     

   

  次に、前回郡上にてテストしたミノーを

    デッピング4回行い、

    約4グラムの重量

  にしたものを浴槽スイムテストしたところ

  何か違和感が・・・

 

  なんだろうとヘッドを見つめてると

     鼻先からリップまでの間 7ミリ

     広くとりすぎではないか?

    

     アゴ下の角度は30°で作ってるけど

     結局そこに水圧が当たれば浮力にな

     るから

 

     鼻先からリップの間は狭い方が

     良いのでは?

  

  と考え、リップ取付け位置は

    ヘッドアイワイヤーの直下ギリギリ

    リップ固定ができる 

    鼻先から5ミリ下

  にしました。

 

    ↓ 鼻先から5ミリ下にリップ取付け変更

  リップ位置を変更してみると、水面下の

  キープ力が増した感がありましたので

  サンプルを新たに作ることに・・

 

3 くら寿司で運勢占い  

  朝起きてからルアーを作り続けてチョイと

  疲れましたので、妻と「くら寿司」に出掛

  けました

  

  ビックラポンで、今日の運勢を測ります

        5皿目  デデーン 

        ヒ ュ ー ッ  

      ガクッ

  当たっても対した物は出ないので、運勢悪

  くても知れてるでしょう

       まあ良しとします

 

4 クラフト展へ行く

  そのまま妻の要望があり、可児市の「トイ

 ファクトリーの丘」で開催されている

 「クラフトフェア」なるものに行きました

 

 見てまわると、陶器を出店している方が多く

 妖怪陶器作家など目新しい作品など多々あり

 ました

  

 彫刻作家もおり、硬い栗の木を削った彫刻が

 展示してあり、 

    どうやって一刀彫しているのかしら?

    自分ならばどう削る?

 妄想モード突入!

  

 フィッシュカービングなる世界もあり、いつ

 かは作ってみたいですが、今はピロキミノー

 が優先なので、渓流釣りに行く体力もなくな

 ってきたら始めてみましょう

 

5 ミノー作り再開

  さて帰宅後、試作ミノーの作成開始です。

 

  〇 リップ角度 30~35°

  〇 リップ取付位置は 

       鼻先から下へ5ミリ

  〇 オモリ配置は

     ベリーアイ前後に4Bオモリ配置

       (1.2g×2=2.4g)

     中央ワイヤーに割ビシ小1個

        (0.35g)

 ※ デッピングで重くするのも面倒で

   最初から重くする作戦

 

  ↓ 鼻先から下へ5ミリ地点にリップ取り付け

     ↓ オモリの配置図

     ↓ ミノーの切り抜き

 ↓ ミノー削る紙ヤスリ(鉛を削るのも楽で良しです)

   ↓ 切り出したミノーをヤスリで削り整える

  ↓ ワイヤー・オモリーを装着した状態

  ↓  デッピング前の重量約3.5g

   ↓ デッピング前の重量 約3.6g    

 安物のデジタル計なので、測ると誤差がッ!

 しかし高価なものを買うのも勿体ない・・

       でも正確に測り作りたい・・

 先月ミニチュアダックスフントの手術に40

 万かかってるし

     まあ我満やね

 

 段々、ピロキミノーシンキングのバランスが

 整い始めました

 

 本年中に完成するのでしょうか!

             ・・・・続く