ピロキ vs 長良川トラウト

手作りルアーなどで釣り歩くオジサマ奮闘記

シンキングミノー作り⑧(スイムテスト)

 雨降る寒さの中(3/24)、ピロキミノーの

 スイムテストをどうしてもやりたくて

 渓流に向かいました。

(家族から異常者呼ばわりされ・・ううっ😢)

                         ↓ 前回のブログ

piroki-l.com

 

 

1  フォール姿勢

 まずは大きい淵にて、普通にキャストし

    沈下姿勢

 を確認します

 

 浴槽テストでは キャスト後のフリーフォール

 と想定して沈めると、水平に沈みますが

 トゥィッチして止めると

    水平フォールしたり

    頭からストンと落ちたり

    頭から回転して落ちたり

 して、姿勢はバラバラでした。

 

 しかし渓流では、流れの助けもあり

 頭からストンと沈むことなく

    アクション後も

    水平姿勢を保ち沈み

 まずまずでした。

(止水と違い、流れ抵抗でバランスが安定する

 ことを学ぶ)

 

 フォール速度もテストしようと思ってました

 が失念!

 

2   逆流スイムテスト

 流心に向けてダウンキャストし

 流心を巻き上げてくるテストをしました

 

 方法は1秒1回転でハンドルを回すもので

 ピロキミノーを巻き上げてきますと

   水面を割らず 

   水を掴み

   水面直下をしっかり泳ぎました! 

             パチパチパチ👏

 

 以前試したミノーとは比べものにならぬ程

 性能が向上しています (かなり嬉しくて

 興奮🤩) 

 

 リップ角度30°と35° を作りましたが

    35°が

    しっかり水を掴み

    泳いでくる印象

 でした。

  ↓ リップ角度35° の ピロキミノー

 個人的には、

   30°の方が抵抗がなく

   レンジキープすると 

 と思ってましたが違いました。

 

 確かに抵抗無い方が良いならリップレスの

 シンキングミノーを作れば良い訳ですが

 リップレスが、水を掴み潜る泳ぎをする訳で

 もないので、リップサイズ、リップ角度等の

 バランスは重要だと思いました。

 

 また、もののふ等と比べると、レンジキープ

 力というか安定感が劣っており(当たり前で

 すが・・)何かモヤモヤ

 

3   リップサイズ考察

 そこで、流心テストから他のミノーとの違い

 を改めて考察しました。

 

  ピロキミノー

    全長    45㎜

    ボディ幅  7.9㎜

    リップ長さ  3㎜

              リップ幅   6㎜

    重量    4.83g

    

 

  アレキサンドラ

             全長    50㎜

    ボディ幅       4㎜

    リップ長さ 6㎜

    リップ幅  8㎜

    重量   4.16g

 

  もののふ

    全長    50㎜

    ボディ幅 7・4㎜

    リップ長さ 7㎜

    リップ幅        9㎜

    重量   4.37g

 

  ※ リップ長さは アイ先端 〜 リップ先端

 

 

 



  上記の結果から

     ピロキミノーは一番重いのに

     水面直下バランスは 一番悪い

 ことが分かりました。

 

  その原因として

     リップ面積が他に比べて

     小さすぎる

 のだと思いました。

 

 

 試しに他のミノーに比べリップ面積が小さい

 デュオミノーを激流巻き上げテストしますと

 水面から度々飛び出すシーンがありました。

 

  この結果から、激流の中でも安定して

  泳ぐには

     水を掴むため

     ある程度の大きさのリップが必要

  と考えました。

       ※ あくまで自己見解です

 

4   その他気に入らない点

 ① 目玉が飛び出しすぎていた

  (見た目が納得できない!)

     ↓

   次回レジンを薄く盛り付ける

 

   ② フロントフックが度々ラインを引っかけ

   て泳ぎが崩れる

  (ヒット率下がる!)

     ↓

       ウィードガードみたいなのを考える

 

  ③  テールが他ルアーに比べて太い

  テール太さの違いがどのような影響を与え

  るのかは謎?ですが、市販ミノーはどれも

  先細です。

  

    アクションが機敏になるのか?  

    はたまたアマゴが咥えやすいのか? 

                 謎ですが・・

       ↓

        次回、テールを細くしてみます。

 

   

5   今後

 今後は

 

  ○ 現状のピロキミノーでの実釣継続

    (とにかく1匹釣る)

 

  ○ リップサイズを一回り大きく修正する

    等したピロキミノーの制作

 

 を進めていきます。

 

 

 〈オマケ〉

 渓流を釣り上がったところ、何も釣れず

 魚影さへみることはありませんでしたが

 鹿の角を発見!

   

 

 古代お守りとして使われていたそうで

 何か良い事があるはず・・

    と幸運を願い 拾って帰宅しました  ^_^

 

              ・・・おわり