ピロキ vs 長良川トラウト

手作りルアーなどで釣り歩くオジサマ奮闘記

シンキングミノー作り⑤(スイミングフック作ってみる)

シンキングミノー作成中で、おおよその形は出来てきたので、取り付けるスイミングフックを作ってみました 

 

piroki-l.com

 

 

1  スイミングフック使う理由

 私はミノーのトレブルフックを全てシングル

 フックに交換しています。

 

 ルアーフィッシングを始めた頃は、針数が多

 い方がかかると思ってましたが、

 

   キャッチ&リリース(たまに食す)

 しますし、

 

  ○ 管釣りはシングルフックでも

   しっかり釣れる

  ○ 雑木や底石に引っかかっても

            外すのが楽

  ○ 口にしっかり貫通する

  ○ 魚へのダメージが少ない

  ○ 魚外す手返し良い

 

 等から、全てシングルフックにしてます。

 

 また、以前サツキマスがかかったとき、

 ラインを体に巻き付けるローリングで逃した

 痛い経験がありました。

  

 ローリング等により、ミノーが捩れ、

 フックの可動域が限界に達して

 外れることがあるので

    可動域を広くするため

    スイミングフックを使用

 するようになりました。

 

 なお、スイミングフックは高価なので

 常々自作しようと考えており、今回具現化に

 至ったものです。

 

 ちなみにフックの捻れ可動域は、

    通常のスプリットリング 

            半回転

    スイミングフック 

            2回転半

  という結果でした。

 ↓スプリットリング 半回転

 

 ↓スイミングフック 2回転半

2  チヌバリを使用

 フックには、頑丈なチヌを使いました

 

 1号は一番小さいサイズで

         ベリーフック用

 2号は一回り大きく

         テールフック用

 

 サイズを変える理由は、トゥイッチング等で

 前後のフックが干渉し、エビ(フックが絡

 む)のを避けるため

 

3  ライン

 これは釣具店で、スイミングフックを作りた

 いと話したら、アシストフックコーナーに

 案内されて購入しました。

 

 よく分かってませんが、専門家のお薦めだし

 まあ良いでしょう

4 作成開始 

 バイスにフックを固定し、フライ用の糸を

 巻き付けていきます。

 

 ネットで見かけたやり方、そっくりそのまま

 やっています。

 

 バイスはAmazonで購入した、一番安いもの

 です。

 ↓ 針のミミから下に向かい巻き付ける

 糸をフックの針先より、やや奥まで巻いたら

 ラインをフック内側に乗せて、糸を巻き付け

 固定します

  ↓

 フックのミミ(針軸側の膨れてる所)で

 ラインを持ち上げ、ミミに3回糸を巻き付け

 枕を作る

   ↓

 次にラインを折り曲げて輪を作り

 糸を巻き付ける

 

↓ はみ出てるラインをカット

 

 糸を指で絡め捻って輪を作り

 フックに通して固定

 (3〜4回やる/下から上へ)

 ↓

 瞬間接着剤を塗り、糸を固める

 輪は上向きで塗る

(接着剤が浸透して、輪が引っ付く恐れあり)

 完成!

 中々良い出来栄えじゃ!

        ・・と喜ぶ作者

5  ピロキミノーに装着

 試作中のピロキミノーシンキングに取り付け

 浴槽でスイムテスト

 

 中々良い泳ぎでした

 (理想に近づいてきた)

 

 なお、フック付けると、飛ばすタコの足のよ

 うなバランスを取る役割があるようで

 ミノーの泳ぎが安定するといいますか

 滑らかに感じました。

6 問題点

   スイミングフックが絡まみやすい!

 アレキサンドラと比べても

 絡みやすい位置関係

そこで釣具店に行き、針軸が短く頑丈な針を

探したところ 

   鯉針

を発見

 

 強度もありそうだし、針軸が短いから

 短めのスイミングフックが作れそう

 

 で、作ったのがこちら

 テールフックと比べ、一回り小さい

 これならばエビにはなりなくそうです

 

 テールフックがメインで、ベリーフック無し

 でも良いですが、補助的に付けておきます

    

        ・・終わりです