ピロキ vs 長良川トラウト

手作りルアーなどで釣り歩くオジサマ奮闘記

フローティングミノーの作成(その④)

 前回、ミノーにワイヤーを固定するところま

 で進めましたので、オモリを挿入する作業に

 取りかかります。

           ↓ 前回の説明文

piroki-l.com

 

1  ミノーの各面ヤスリがけ

 接着後、各面に若干段差が出来るので、ヤス

 リがけして、各面均等にします

 ↑ 写真で変化が分かりずらくすみません

 

 紙ヤスリは400番を使用してます

 

2  2Bの鉛オモリを割る

 釣具の2Bオモリを真ん中から割り広げます。

 (繋がったままで良いです)

  ↑ 工具使うより手で開いた方が綺麗に開

    けれます


 シンキングミノー『ピロキミノー改』は、4B

   オモリ2個取付けですので、フローティングは

     2Bオモリ2個取付け

 にして軽量化してみます

 

 今回作成するフローティングミノーは、

 サスペンド気味のミノーを目指すことに

 しました

 

 前回、乙狩川で、シュガーミノーフローティ

 ングを、ダウンで泳がせたら

 

   ミノーが表層に浮き上がりすぎて

   暴れ気味のアクション

 

 だったので

 

   表層少し下を安定して泳ぐ

 

 を目指します。

 

 (ややシンキング気味の方が良いのかも)

 

3 オモリを入れる穴を開ける

 ベリーアイの手前(頭側)と後ろに、

 穴あけポンチで、それぞれ2ヶ所目印を付け

 ます。

  

 

 穴あけポンチ4ミリを使用

 ミノー幅が6ミリなので4ミリ位が限界

 

 掘れる所までグリグリしても良いですし

 跡が付く程度でグリグリしても良いです

 

 グリグリとは、左右にねじりながら掘り込ん

 でいくという事です

 

 穴あけポンチで付けた目印を、丸刀(彫刻

 刀)でほじります。

 

 堀った穴に、オモリを差し込みます。

 

 オモリが浮き出ていたら、ピッタリする位置

 まで、丸刀で更に堀り下げます

 (ミニ電動ドリルを使っても良いです)

 

4  オモリを接着(フロント側)

 オモリがミノーにピッタリハマったら、次の

 作業へ

   

 オモリの開いた面を、紙ヤスリで削って

 滑らかにする

 

 (オモリ表面は両開きにすると段差や凸凹し

  あるので磨いて滑らかに)

 

      次に穴へ瞬間接着剤を流し込んで、オモリ

  をはめて完了

 (瞬間接着剤は100均のもの)

5  オモリにパテ埋め

 オモリを埋めた箇所は、表面が凸凹してるの

 で、滑らかにするためパテを盛り付けます。

 

 パテはタミヤ光硬化パテを使用してます

 (ネット情報で知る)

 

 パテを盛ってから、蛍光灯などを当てると

 すぐ固まります

 彫刻刀(平刀)の平らな面に盛り付けて、

 オモリを埋め込んだ箇所に盛り付け、平らに

 伸ばします

 パテを盛り付けたら、蛍光灯に照らして硬め

 ます。

 

6 ヤスリがけ

 固まったパテをヤスリがけし滑らかにします

 (400番ヤスリ使用)

 

 ↑ ヤスリがけして完成

 

 ヤスリがけ後、凸凹する箇所があれば、また

 パテを盛り付け同じ作業を繰り返します

 

 ここで手抜きすると塗装したとき、凸凹が目

 立ちカッコ悪くなるためです

 

 その⑤へ続く