ピロキ vs 長良川トラウト

手作りルアーなどで釣り歩くオジサマ奮闘記

フローティングミノー作り(その⑨)

前回セルロースのディッピングが終わりましたので、鱗の取り付け作業に移ります

 

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1  取り付け準備

  (用意した物)

   ・アルミテープ

         ・タミヤ製デカールバサミ

   ・鱗面の型紙

   ・ニードル様のもの

   ・台座(100均粘土で型取りしたもの)

   ・ヤスリ(ネット購入)

   ・ゴム板

   ・ローラー

 となります

 

2  型取り

まずまず、アルミテープを切り取り、

型紙を当てます

 

型紙に沿ってスジ引きします

 

3  型抜き

続いて、小型バサミで型を切り抜きます

 

小型ハサミは取り回しが良く

小さな型を切り抜きやすいです

 

あと型の線より1mm位外側を切り取ります

 

線に沿って切ると、ミノーに当てたとき、

小さくなるからです

(ミノー側面は平面でないため)

 

    ↓ 切り取ったもの(1mm大きめに切る)

4  アルミに鱗模様付け

ヤスリにアルミ面を向けて置きます

置いたアルミの上にゴムを敷きます

そのゴムの上からローラーで、ゆっくり

ゴリゴリと押し当てます

 

ゴムを敷くのは

鱗にムラができるため

 

 

片面の鱗完成

斜め線が入りました

続けて、ヤスリを裏返しアルミを置き

同じ作業をして、斜め線を入れ

先の斜め線とクロスしました

5  アルミをミノーに貼る

 続いてミノーにアルミを貼ります

 

ミノーを台座に置き安定させます

 

台座は100均の子供用軽量粘土にミノーを

押し当て乾燥させたもの

(両面作ってあります)

 

テールの位置をミノーにピッタリ合わせて貼ります

ここを曖昧な位置で貼ると両面貼り終えたときに

ズレが大きくなるので、貼る位置を正確に決めることで

左右のズレはそんなに出なくなります

 

6   アルミ伸ばし

 アルミを貼ると

   背中や腹の丸くなった所で

   シワが発生する

 ので、

   ペンなどでアルミを擦り伸ばし

 平滑にします

 

(悪いアルミだと伸びが悪く

 ヒビが入ったりしますので注意⚠️)

 

  ↓ アルミ背中側がシワシワ(映り悪くすみません)

  ↓ ペン押し当て伸ばします

  ↓ シワを伸ばした状態

7   側線入れ

 続いてミノーの側面に、魚の側線を

 刻みます

 

 クリアファイルで作成した

    側線入れ用の型

 を側面に当てて位置を合わせます

 (透明なので位置合わせしやすい)

 

 

続いて

   ミニルーター用の丸鋸刃を

   型にそって押し当て

   クルクルまわして

側線を入れます

   ↓ 側線入れた様子

 

8  アルミ磨き

 続いて

   車用のコンパウンドを

   花粉症用のティッシュ

 に付けて拭き拭きして、アルミを磨くと

 輝きが増します(自己所感)

 

 花粉用ティッシュは滑らかなので、磨きで

 アルミに傷つきにくいと思い使ってます

 

 コンパウンドはオートバックスで購入した

      ミクロコンパウンド

 で、車のアルミマフラー磨き用で購入したものを流用

   

 磨きが終わりました

 次はセルロースにディッピングですが

 アルミに指紋(指脂)が付かないよう

 気をつけます

  

 続く・・・