ピロキミノーを激流で泳がせたところ、水面を何度も割り出して、水面一枚下を泳げなかったため、シンキングミノーの改良に取りかかります
↓ 改良しようと思い立った経緯
1 ピロキミノー試作品失敗
ピロキミノーはやや前傾姿勢(10度位)なの
で、リップ角度は30 度で作成してました
・・が
ディッピングを繰り返したところ
ほぼ水平姿勢
になりました
前傾姿勢ではなく
リップ角度30度
なので、潜りが弱くなったかと思い
リップ角度を40度に変更
し激流に逆らう試験をしました
すると前回ミノーより潜るものの、
アレキサンドラ等の製品
と比べて
何か物足りない
今ひとつ
いや、二つ、三つ
物足りず、足元にも及びません
販売ルアーを作られている方々の凄さを本当
に実感します!
2 新たなピロキシンキング計画
そこで現状のピロキミノーの形を
根本的に変えてみます
↓新たなミノー構想
まず正面から水圧を受けたとき
水の下に潜り込むよう
ヘッド頭側をアーチ状に凹ませ
てみます
続いて、正面から水圧を受けても
抵抗で浮上しないよう
ヘッドアゴ側の角度を30度
にしてみます
(前作ピロキミノーはアゴ角度40度)
魚の流線型 + 遡上魚(シャケ頭)
をイメージ
アゴ角度を、さらに鋭角にすると、
・オモリの収まりが悪くなり
前後のバランスが取りにくい
・リップ取付けで鉛に当たり
差し込めなくなりそう
といった理由から、30度に留めました
あとは若干でも、
うねるアクション
が入るかなと
テール付近を
アーチで凹ませ
ました
リップ位置は、
ヘッドアイに近いほど
ウォブリングアクション
離れるほど
ローリングアクション
なので、試作品2個作り違いを確認します
3 型紙作成
↓ こんな感じで作りました
4 試作品木型完成
↓上が現ピロキミノー 下2個が試作品
↓ アゴの角度30度
5 オモリ取り付け位置
アイヘッド先端からベリーアイまで
2.3センチ(写真上)と
2.4センチ(写真下)
の2種類を試作しました
4Bオモリ2個を
ベリーアイ前後にそれぞれ装着
して、どちらがバランス良いか見てみます
↓オモリ装着を想定した状況
↓オモリを装着した状況
続く・・・