ピロキ vs 長良川トラウト

手作りルアーなどで釣り歩くオジサマ奮闘記

投げやすいミノーの重心を考える(その②)

お腹をアーチ状にしたミノーの形は出来ましたので、セルロースでボディ強化を進めます

↓前回のブログ

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1  セルロース漬け

 セルロース1/2に、気泡が出なくなるまで

 漬け込みます

     1〜2分位経過 ・・・

                                               OK牧場👌

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 乾燥させるとボディ表面がザラザラしてるの

 で紙ペーパーで磨きます

 

 ティルは入念に磨き細くします

    

   セルロース1/2には前後1セットとして

        計2セット ディッピング

 

 続けてセルロース原液に漬けて

        前後1セット  ディッピング

 しました。

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 ディッピング回数少ないですが、その理由は

   ⚫︎ 平打ち後の立ち上がりレスポンスを

    良くしたい

   ⚫︎その為には背中側の浮力が必要

   ⚫︎ディッピング回数多い程ルアーが重く

    なりキビキビアクションしない

 といった理屈からです

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   強度は下がるが『アクションは良い』

   強度上がるも『アクション重い』

どちらを取るかですね

 

2  鱗貼り

 乾燥後、鱗貼りをします

 新たに鱗用の型を作りました

 

 鱗の型をアルミテープに転写

 テープを折り曲げて、一度に2枚切り取る

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 ヤスリにのっけて

    ゴリゴリ ゴリゴリ

         ヤスリ模様の転写完了

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 鱗が出来たので、テイル端とアルミ端を

 合わせて貼り付ける

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 アルミに付着した指脂を磨き取る

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      ピカピカざんす♪

 

3  アルミとの段差無くす

 アルミ貼り完成したのでセルロースに漬ける

 ここは、セルロース原液に

   前後1回として2セット

 やりました

 

 これで、アルミテープとボディの段差を

 無くします。

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4  リップ作成

 セルロースが乾燥したのでリップ取り付け

 作業をします

 

 以前の釣行にて

   サーキットボード0.5㎜のリップは

   削れて小さくなっていました

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 ↓ リップが削れた過去ブログ

piroki-l.com

 そこで今回は

   ⚫︎サーキットボード1mmのリップ

   ⚫︎ポリカーボネート1mmのリップ

 を作ってみました

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 サーキットボードは折れにくいが

 削れやすい

 

 ポリカーボネートは削れにくいが

 折れやすい

 

 どちらの素材をチョイスするのか難しい

 ので両方試してみる事にします

      

      ・・・最終話(その③)に続く