ピロキミノーに大きいリップを付ければ
水噛みがよくなり一枚下の層を安定して泳ぐ
ミノーになるのでは?と思い修正版を作り
ました
↓ ミノー修正しようと思いつくに至ったブログ
1 リップサイズ
リップサイズは、水噛を良くするため
全長 6mm → 11mm
全幅 6mm → 9mm
に変更し、一回り大きくしました
リップ角度は現状維持で
35°〜40°
2 ラインアイの位置
ラインアイは
鼻先が上を向くタイプ
鼻先が下を向くタイプ
の二種類を作りました
その結果
鼻先が上のものは
深く潜り泳ぐ
鼻先が下のものは
潜りが浅い
ことが分かりました
また、鼻先が下のものは
ウォブリングが強くなる
ことも分かりました
なぜ? なぜなの? と考えて次の結論
図解 ↓
まずラインアイが支点となり
アイから下にかかる水圧が潜る力
アイから上にかかる水圧が浮力
になると考えました
次にラインアイが上を向いてるものは
ラインアイから
リップ先端までが長く
水圧を掴むリップ面積が広い
ため、水を掴み深く潜る
ラインアイが下を向くと
ラインアイから
リップ先端までが短くなり
水圧を掴むリップ面積が少なくなる
ため、水掴力が減り潜らない
かつ
リップ上下より
リップ左右への水圧が勝り
ウォブリングが激しくなる
ことが分かりました
↓ 下図参照
試しに
下に向けたアイをやや上にしますと
潜るようになりました
ラインアイが下向きの方がカッコ良いですが
アクション優先で上向きを採用です
3 塗装
背中と腹側のバルサ板をシルバーで隠し
続いて腹をホワイトにします
薄め液を入れすぎてシャバシャバにならな
いようスプレーしますと、綺麗に塗装がの
りました
黒の下地も、サーフェイサーを吹かなくて
も隠せたので、次回からは手間が省けます
塗装テクを一つ掴んだ感じでウレピー
(ちょっとした幸せ😀)
4 スイミングフック作成
前回のミノーで、フロントフックと
テイルフックがエビ(絡む)になることが
度々あったので修正することに
チヌ針でスイミングフックを作っていまし
たが、チヌ針の軸は噛み切り防止で
長く作られているので
チヌ針くらい強度があり
軸が短い針を探し
鯉針を発見しました
軸が短くて、フックが絡みにくいと思い、
これで作ることに
(左鯉針 軸短い) (右 チヌ針 軸長い)
スイミングフックに使うアシストラインも
ワンランク細いラインに変更
左側の5号ラインを使うことにしました
小さい針に取り付けやすいです
5 完成
当初の予定通り
目玉を薄く作る
テールを細くする
リップを大きくする
エビになりにくいフック
といったミノーを作りました
↑ 左側 リップ取り付け角度40°
右側35°
↑ 上 ミノー 下 修正版ミノー
テールがスッキリ
浴槽で、早く引っ張るスイムテストをしますと
浮き上がることなく
しっかり水を掴んで泳ぎ
ました
泳ぎは かなりの合格点です
後日、実釣による検証をしてみたいと思い
ます
・・・終わり