ピロキ vs 長良川トラウト

手作りルアーなどで釣り歩くオジサマ奮闘記

ミノーリップの材質を考える

先週の釣行にて、自作ミノーのリップ(サーキットボード製)が、たった1日の使用で、かなり削れていることに気づき対策を考えることにしました。

     ↓ こんなに削れてしまった💦

  ↓ 前回の釣行ブログ

piroki-l.com

 

1  現行のリップ

 ピロキミノーに取り付けているリップは

    サーキットボード0.5㎜

   ですが、約半日投げ続けたところ、

    未使用時に比べて

    半分近く削れて

    短くなっていました。

(元々小さめのリップだけど・・💦)

 

   水面の一枚下をしっかり泳いでくれるミノー

 作りを目指していますが

    底石に擦れて、ここまで削れた

 と思うので、コンセプト通りのミノーに

 なりつつあると喜びもありますが

 リップの材質はどうしたものか新たな課題に

 直面しました。

 

2  ポリカーボネート 0.5㎜

 サーキットボードを1㎜厚とすることも

 考えましたが、結局削れるから他の方法を

 検討します。

 

 ハンドメイドミノー作りの本類に

 必ず出てくる

    ポリカーボネート

 ですが、どんな素材なのか触れたことなく

 これを試してみることにしました。

 

 ネット注文で届いた

   0.5㎜のポリカーボネート板

 を早速触りますと

   サーキットボード0.5㎜より

           フニャフニャ

 

 試作途中のミノーに、それぞれの素材リップ

 を仮付けしてスイムさせますと

    サーキットボードの方が

    メリハリよくしっかり泳ぎ

 ました。

 

 ある程度の硬さがリップに必要と思い

   ポリカーボネート 厚み1mm

   を再注文しました。

 

3   ポリカーボネート 1㎜

 3日後(5/25)商品が届きましたので

 触ってみると、当然ながら0.5㎜より

 ガッチリしています。

 

 早速リップを型取りします。

 以外に加工しやすくリップ縁のケバケバも

 ヤスリで滑らかにできました。

 

 サーキットボードより、ヤスリ掛けの手間は

 かかったので、リップの減りも軽減できそう

 ↓1mm幅にするため鋸で切り込み

   ヤスリで幅を広げる

 ↓ ポリカボーネイト製のリップを取り付け

 スイムテストしてみると0.5㎜に比べ

    動きが重いというか

    キビキビさがやや無くなった感じ

 

 かといって、良い泳ぎはするので明日の

 試釣用に突貫作業開始です。

  ↓ しっ しまった 黄色のほっぺを入れ忘れ

 

4  リップの取付けバランス

 しかしリップの取付けは未だに難しい・・・

 

 リップはボディに対して水平にしっかり

 取付けると、本当に気持ち良く泳ぎますが、

 

    ① 若干でも斜めっている

               ② 水平でもリップがズレている

    ③ ボディバランスが悪い

    ④ リップ角度がボディと合わない 

 と、バラバラした慌しい泳ぎになるので

 リップバランスは本当に難しい・・

 ↓ ①の例 ボディに対し水平でない場合の泳ぎ

↓ ②の例 

 水平に取り付けてもリップがずれている場合の泳ぎ

 ↓ ③ ボディバランスが悪い場合の泳ぎ

 

 今回2個作成しましたが、一つは

 リップバランスが悪いせいで修正中です

 

 サクサク作りたいですが、リップ取付けは

 何回やっても難しく集中力を要します。

 

 課題が山積じゃ~! と叫びたい気分

 

 

           ・・・終わりです