前回ミノーの形を作りバランスが取れたので
セルロースセメントに漬けて、ルアーを硬く
する作業を始めます
↓前回ブログ(その⑤)
1 セルロースに漬ける理由
ミノーはバルサ板という軽くてフワフワな
木板で作られておりまして、このまま使うと
水は染み込むわ、
あちこち凹むわ
で簡単に傷がついてしまいます
そこで
セルロースセメント
という、トロトロした液体をバルサ板に吸い
込ませ
カチカチのルアーにする
ものです。
余談ですが、先日釣りに行き、ハンドメイド
ミノーの耐久力を試したところ、岩にぶつけ
まくったものの、凹み一つ出来ませんでした
プラスチックですと、テールやリップが割れ
たりしますが、
バルサミノーは衝撃を吸収する
ようで、案外耐久性があるぞと勝手な所見を
出させて頂きました。
なお、実釣編のブログ作成中、写真を全て消
去してしまいブログは出せませんでした
(ウーッ!痛恨のミス)
話を戻します
セルロースセメントは、HMKL(ハンクル)
のものを使ってます
初めて作ったときは、500ccを購入しました
が、いまはコスパの良い1㍑サイズを使って
ます
釣具店を探し回っても、中々見つからず
面倒なのでAmazonで購入してます
2 希釈したセルロースを作る
最初セルロースにドブ漬け(ミノー丸ごとセ
ルロース液の中に漬ける意味)するとき、
セルロースがドロドロだと
浸透が弱い
です
そこで、
シャバシャバのセルロース
を作ります
作り方は、ハンクルで別売されている
HMKLセルロースセメント
塗装用うすめ液
を使用します
↓コレ
『セルロースセメント』と『うすめ液』を
1対1 の割合で混ぜて
シャバシャバセルロース
を作ります。
作り方は、
・広口ボトル250cc
(ホームセンターで購入)
・じようご
(ペットボトルを切ったもの)
を準備します
広口ボトルにじょうごをセットし、
じょうごにセルロースを流し
おおよそボトル半分
入れます
次に、
じょうごにうすめ液を流しこみ
同じくボトル半分(満タン)
入れて完成
↓ こんなイメージ
3 ミノーを吊るして浸す
ミノーのヘッドアイに、切ったステンレス線
等を引っかけます
それを希釈したセルロースにミノーが全て浸
かるようにボトルに沈めます
シンナー臭がして有害なので換気はしっかり
します
最初は1分くらい漬け込み、気泡が出てこな
いのを確認して引き上げます
4 紐に吊るして乾燥
A4空箱に通したタコ紐にミノーを吊るして
1時間位乾燥させます
↓ 埃が入らぬようフタ
箱の作り方は、
A4空箱に二列の紐が通せるよう
片側2箇所づつ穴を開け
タコ紐を通して
完成です!
タコ糸は、割りばしをカットしたもので固定
してます(いい加減に作ってあります)
フローティングミノー作り(その⑦)
へ続く・・・